エコキュートを長く使っていくためには定期的にお掃除をすることが大切です。
掃除を怠ってしまうと、故障の原因になったり濁ったお湯が出てきたりなど、様々な支障が生じるおそれがあります。
でも、どうやって掃除していいか分からないという方もいらっしゃると思います。
そこでこの記事では、エコキュートの「浴槽フィルター」「配管」「貯湯タンク」部分ごとの掃除の仕方や、掃除を業者に依頼する際の費用相場などについてご紹介します。
この記事を読めばエコキュートの掃除はバッチリです。
目次
最初にエコキュートを掃除する際に押さえておくべき基本的なポイントをご紹介します。
エコキュートの掃除は定期的に行うことが大切です。
ただし、部分ごとに掃除すべき頻度が異なります。
貯湯タンクは半年に1回は水抜きを行うのがベストです。
お盆の時期や年末に行うなど、半年に1回は水抜きをする時期を決めておくとよいでしょう。
配管の洗浄は1カ月から2カ月に1回、浴槽フィルターの掃除は1週間から2週間に1回行えば大丈夫です。
エコキュートの掃除を怠ると故障の原因になるおそれがあります。
例えば、浴槽フィルターや配管に汚れが蓄積することで生じる詰まりは故障原因の一つです。
また、貯湯タンクの汚れを長い間放置していると、たまに水抜きする程度では落ちなくなり、濁ったお湯が出てくることになります。
濁ったお湯だとせっかくのお風呂も台無しになってしまいますよね。
長く使っていくためには小まめに掃除をすることが大切です。
では、エコキュートの掃除法をご紹介します。
まずは浴槽フィルターの掃除法です。
そもそも浴槽フィルターとは、お風呂の浴槽の中に付いている円形の循環口のことです。
銀色や白っぽい金属製のカバーがついているので、それを取り外して内部のフィルターをブラシ(使わなくなった歯ブラシでも可)でこすります。
毎日行う必要はありませんが、1週間から2週間に1回お風呂掃除の際にやるとよいでしょう。
次は配管の掃除法をご紹介します。
配管も時間が経過するうちに汚れが溜まっていきます。
エコキュートには配管を残り湯で自動洗浄する機能が付いていますが、水だけでは十分に汚れが落ちない場合があります。
1カ月から2カ月に1回くらいは洗浄剤を使う掃除が必要です。
洗浄剤を使用する掃除は以下の手順で行います。
➀浴槽の循環口の位置よりも少し上まで水を張る
➁洗浄剤を入れて洗浄開始ボタンを押す
➂1時間ほど待機する
④1時間経ったら洗浄を停止し浴槽の水を排出する
⑤浴槽の栓を閉じ、再び浴槽に水を入れる
⑥再び洗浄開始ボタンを押して配管のすすぎを行う
⑦すすぎが終了したら浴槽の水を抜いて掃除をする
メーカーによって専用の洗浄剤がある場合は、適正なものを使うようにしてくださいね。
最後は貯湯タンクの掃除法です。
貯湯タンクは長年使っていると底の部分に汚れが蓄積していくので、定期的に水抜きをして汚れを洗い流す必要があります。
水抜きは以下のような方法で実行します。
➀貯湯タンクの下の方に付いている脚部カバーを取り外す
➁給水用配管に付いている止水栓を閉める
➂貯湯タンクの上の方に付いている逃し弁のカバーを開き、中にあるレバーを手前に引く
④排水栓を開いて1分から2分ほどの間水を流し続ける
⑤排水栓を閉じて給水用配管の止水栓を開く
⑥排水口から水があふれ出したら逃し弁のレバーを元の位置に戻す
以上の作業を行えば貯湯タンクに溜まった汚れを洗い流すことができます。
基本的に自分でエコキュートを掃除することは可能ですが、長年の間に溜まったしつこい汚れなど自分で落とすのが困難な場合もあると思います。
そういう場合は業者に依頼しましょう。
業者に依頼する場合の費用相場は、3時間程度の配管洗浄作業で15,000円~20,000円ほどになります。
配管内に雑菌が増殖しているかを検査する作業を行なう場合は、さらに4,000円ほど(洗浄作業の前後の検査費用が2,000円ずつ)加算されます。
以上、エコキュートの掃除法を「浴槽フィルター」「配管」「貯湯タンク」3つの部分に分けてご紹介しました。
時間が経過するにつれてどうしても汚れが溜まっていくので、定期的に掃除することが大切です。
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