本記事を読んでいる方のなかで、エコキュートのうるさい音に悩まされている方も多いでしょう。
現在皆さんが悩んでいる騒音は、ウォーターハンマーが原因かもしれません。
なぜそのような現象が起きるのか、原因と対策法を解説します。
ぜひ、本記事を参考にして対策に努めましょう。
目次
ウォーターハンマーは、文字どおり水の流れがハンマーを叩いているような大きな音に聞こえる現象を言います。
この現象は、流速の急激な変化によって水道管内や配管内部で応力が生じて起こります。
水道管が設置されている場所ならば、どこでも起こりうるものです。
ただ、一般的に給湯器・食器洗い器・全自動洗濯機が発生源となることが多いです。(※1)
ウォーターハンマーが発生する2つの原因を紹介します。
原因を明らかにして、エコキュートのうるさい音を改善しましょう。
水道管の中の流れを急激に止めると、水圧が上昇して水道管がパンパンになります。
逃げ場所がなくなると溢れようとする水流が水道管を押し、衝撃音が出ます。
例えば、水道管に流れている水を例に考えてみましょう。
給水ポンプを急停止させ、水道管内で壁を作り水の流れを防いだとします。
それでも、水は慣性の法則によってせき止められた壁の方向へと流れていきます。
流れる水とせき止められる壁により、水圧がどんどん増していくのです。
水柱分離とは、慣性の力で壁に向かって進む水と、流れに追いつけない2つの水流に分裂して一種の真空状態が生じることをいいます。
そのなかで壁に跳ね返された水と、前進しようとする水が衝突することで、騒音が出るのです。
1つ目が水道管内の応力向上したことに対して、2つ目の水柱分離に関しては応力が低下しています。
水柱分離は大きな衝撃音に悩まされるだけではなく、水道管が破損する可能性もあるため、早急な対策が必要です。
もし、エコキュートの水撃現象をほったらかしたら、水道管が破損してしまい水漏れする可能性があります。
水漏れしてしまうと、家のフローリングが腐ってしまう恐れも十分に考えられるでしょう。
また、給湯器でこの異常が発生した場合、配管だけでなくセンサーまで壊れる可能性があります。
給湯器の場合は、修理では対処しきれずに交換を余儀なくされる場合もあるので気をつけましょう。
ウォーターハンマーの音に悩まされている時に実施しておきたい対策を4つ紹介します。本項で紹介する対策法を実施し、うるさい音を除去しましょう。
水道の元栓の調節がウォーターハンマーの一番の対策になるでしょう。
元栓をきつく閉めれば、配管内の水の流れが静やかになります。
ただ、元栓を絞り過ぎると水道管内の応力低下につながってしまい、エコキュートの安全装置が作動しなくなることも考えられます。
ですので、水道の元栓を調節するのであれば少しずつ閉めることが大切です。
水撃防止器や水撃低撃器などのウォーターハンマー対応した機器を装置すれば、うるさい音の削減効果が期待できます。
水撃防止器は、トラブルの発生箇所付近に取り付けるアイテムです。
ただ、これらは素人がつけると反対に故障の原因となるかもしれません。
取り付ける際は、専門業者に依頼しましょう。
給水管に調整弁を装着すれば、さらなる音の削減につながるでしょう。
配管の水流を緩かにすれば、水圧を調整できます。
元栓を閉めて調整もできるので、まずはその方法を試して様子を見てください。
それでも改善が見られない場合は、調整弁を装着してみましょう。
こちらも自力での取り付けは難しいので、専門業者に依頼するのが最適です。
対策を施しても解決しないならば、専門業者に相談しましょう。
エコキュートの故障や水道管を修理してくれる業者を頼るのがいいでしょう。
ただし、専門業者の中には高額な請求をしてくるところや、得手不得手があります。
エコキュートのことならば、交換救急隊へお問い合わせください。
エコキュート交換救急隊であれば、24時間365日対応可能でお見積もりも無料でできます。
加えて、工事に対して10年保証制度を設けているため、10年以内にエコキュートの不具合が生じた場合でも安心して過ごせるでしょう。
業者選びに迷った時は、エコキュート交換救急隊へご相談ください!
エコキュートの稼働後は40dbほどの騒音が生じます。(※2)
40dbは、深夜の住宅地や図書館の館内の音と同じぐらいです。そのため、エコキュートを稼働させたことで「うるさい」と感じることはないでしょう。
ただ、住む場所や人、時間帯によってはうるさく感じてしまうかもしれません。
もし、エコキュートの騒音対策をしたいのであれば、防音壁や防音シートを購入してください。
本記事は、エコキュートの騒音の原因や対策法を解説しました。
エコキュートのウォーターハンマーがうるさいときは、水道の元栓の調節をすることが最適です。
ただ、水道の元栓を調節しても音のうるささが収まらなかった場合には、水撃防止器や給水機の調整弁の装着をしてみるとよいです。
水撃防止器と給水機の調整弁を装着する際は、故障の可能性もあるためエコキュート交換隊へぜひ、お問い合わせください。
(※1)参照:生活堂「給湯器や水道が危ない?ウォーターハンマー現象の概要・原因・対策」
(※2)参照:エコ突撃隊「エコキュートから聞こえる異音の正体は?ウォーターハンマー」や騒音の正体
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