2001年にコロナ社が初めて家庭用エコキュートを販売し始めてから既に600万台が設置されております。
エコキュートの平均寿命は10~15年程度ということで、現在エコキュートの修理や交換に関するお問い合わせが増えてきています。
目次
名前は知っているけれどどんなものなのか分からない。安いらしい、と聞いたことがあるけれど、具体的になぜ安いのかわからない方のために解説しておきましょう。
エコキュートとは、電気を使ってお湯を沸かす給湯器のことです。料金の安い夜間電力を使って、夜間のうちにタンクにお湯を沸かしてためておけるシステムです。貯めておいたお湯を、日中お風呂やキッチンで使用できるため、安く使えるということが最大の特徴です。ランニングコストを抑えられることからエコキュートに注目が集まっています。
エコキュートはヒートポンプユニットと貯湯タンクがセットになっています。ヒートポンプというのはエアコンにも使われている技術で、屋外に設置されたファンが外気の熱を吸収し、その熱を利用してお湯を温めています。電気だけでなく、外の温度も活用するので、省エネルギーでお湯が沸かせます。外の気温が高ければ高いほど効率的にお湯を沸かすことができます。そのため夏は光熱費を抑えることができますが、冬は光熱費が高くなってしまう傾向にあります。
また最低気温が-10度を下回る地域では稼働しないタイプもあるため、寒冷地向けのものを使用するなどの対策が必要です。
作られた65~90度のお湯は貯湯タンクで保温されます。
電気でお湯を沸かすって、電気温水器と一緒じゃないのか?と思う方もいらっしゃると思います。エコキュートと電気温水器はどちらも電気給湯器の種類です。電気を使ってお湯を沸かすという点は同じですが、空気の熱を使ってお湯を沸かすエコキュートに対して、電気温水器は電熱ヒーターでお湯を沸かす仕組みになっています。
電気代の面では、空気の熱を利用してお湯をあたためるエコキュートのほうが電気温水器よりも省エネで、電気代がかかりません。導入コストの面では、電気温水器のほうがエコキュートよりも安く導入できます。
ガス給湯器よりも光熱費が抑えられます。なんといってもガス代がかかなくなります。エコキュートの消費電力は、メーカーや機種により異なりますが、あるメーカーでは、電気だけを利用するのに比べ約3分の1まで下がるとされています。
光熱費を抑えられるだけではなく、省エネ性能も優れているのがエコキュートのメリットの一つ。エコキュートは給湯器の中でも省エネに特化しているといわれており、空気という再生可能エネルギーを使用していることも大きな特徴です。
空気中の熱を使って沸かしたお湯は貯湯タンクに貯められているため、災害時に電気や水道が止まってしまったときでもしばらくは水を使用することができます。エコキュートはそのまま飲み水として使用することはできないため、沸騰させてから使うようにしましょう。
再生可能エネルギーを使用しているということもあり、導入する際に補助金が出る場合もあります。受けられる補助金は自治体によって異なるため、お住まいの地域の情報を事前に確認するようにしましょう。
エコキュートは他の給湯器と比べて設置費用が高いのがデメリット。設置費用が高いと導入に踏み切れないと思うこともあるかもしれませんが、ランニングコストも合わせて計算してみるとトータルコストで見て判断することをお勧めします。また補助金を受けることで他の給湯器よりも安く設置できる場合もあるため、必ず確認するようにしましょう。
ガスの給湯器よりもサイズが大きく設置場所が必要なのもデメリットの一つ。ヒートポンプユニットと貯湯タンクの2つを設置しなければならないため、広めのスペースを確保しなければなりません。またエコキュートは稼働しているときに低周波の音が出てしまうため、近隣トラブルなどにも気を遣う必要があります。
エコキュートは減圧弁というもので水圧を下げられています。水道の圧力に耐えられずに貯湯タンクが壊れてしまうことのないように水圧が弱く設定されているのです。そのためキッチンとお風呂で同時にお湯を使おうと思うと、水圧が弱くなってしまうことがあります。
エコキュートの特徴や、メリット・デメリットは各家庭によっても様々だと思います。導入をお考えの場合はよく検討することをお勧めします。もし不安なことや分からないことなどありましたら、エコキュート交換救急隊へメールでもお電話でもお気軽にお問い合わせください!お客様の不安を解決するお手伝いをさせて頂きます。
埼玉、東京、神奈川でエコキュートの交換設置なら安心と信頼のエコキュート交換救急隊におまかせください
Tel.0120-978-054
受付時間:9時~18時